サッカー

オナイウ 情滋選手

George Onaiwu
所属・ポジション
ベガルタ仙台 MF
生年月日
2000年11月11日
身長・体重
168cm/67kg

~PLAYERS ALBUM~


 

 

~プレーヤーとしての特徴~


 

スピードを生かしたドリブルで、相手陣地に切り込んでいきチャンスを作り続けるサイドアタッカー。ドリブル突破から繰り出されるクロスは超一品。自身も最大のストロングポイントはスピードと語り、長所を生かした裏への抜け出しは必見である。新潟医療福祉大学をインカレ準優勝に導いたMFは止まることなく進み続ける。

 

Season Club Competition Matches Goals
2023 ベガルタ仙台 J2リーグ 10 0
天皇杯 2 0
通算 J2リーグ 10 0
天皇杯 2 0
総通算 12 0

2024年1月31日時点

 

~アスリートの11 my mind~


 

1.自分の出身地の良いところや思い出の場所

―「風情あふれる街、はにぽんプラザ」

埼玉県本庄市出身で特に有名なものがあるわけではないんですけど、生活に困るようなことはなく、結構落ち着いていて住みやすいところが良いですね。街並みも風情あふれる昭和の雰囲気を感じることができる場所です。家の近くには、はにぽんプラザという場所があり、はにぽん(埼玉県本庄市マスコットキャラクター)の施設で学生時代にみんなでそこに行き、勉強したり遊んでいたりしていました。

 

 

 

2.どんな子どもだったか?

―「自然を駆け回る少年」

小学校4年生までは埼玉県の神川町、本庄市よりも山奥の田舎に住んでいたので、その町は建物が少なく、自然豊かで田んぼが広がっているような場所でした。子供時代は学校が終わったら、サッカーをするか、外に出てひたすら虫を追いかけたり、川に行って魚を捕まえたりして遊んでいました。捕まえた中で、1番の収穫は蛇ですね。怖いというよりも興味が勝ってしまい、捕まえに行ってました。また、神川町に住んでいた時は、人がいなさすぎて、1日に車が一台通れば驚くほど田舎でした。家から道路を挟んだ向かい側が林になっていて、そこにたぬきの親子が住んでいてとても可愛かったです。その当時はサッカーをしながら野生にまみれて生活していましたね。

 

 

 

3.子どもの頃になりたかった職業は?

―「サッカー選手」

初めてなりたいと思った職業がサッカー選手で、そこから一度も変わらずにサッカー選手になりたいと思い続けていました。父も兄もサッカーをしており、全員がスポーツをしているような家族でした。そのため、気がついたらサッカーをしていました。サッカーを本格的に始めたきっかけは、父親にお菓子を買いに行こうと言われたので、車に乗ってついていったら、そこがサッカー少年団のグラウンドで、気がついたらお菓子のことも忘れ、何も疑問に思わずサッカーを始めていました。その少年団は人数が少なく、自分が入るまで1年生は誰もいませんでした。結局1年生の時は誰も入って来ずに1人で練習していました。2年生で2人増えましたが、結局6年生のタイミングで同じ学年は5人しかいないという状況でしたね。けれども人数が少ないということもあり、上の学年の試合にも出場できたので、良い経験になりました。

 

 

 

4.今思う、サッカー選手でなかったら、どんな職業についていたか?

―「サッカー以外考えられない」

本当にサッカー選手ではない人生を考えたことがなくて、プロになることが出来ていなかったら終わっていたと思います。(笑)高校生や大学生の時に、他に何が出来るか考えたけれども、出来るイメージが湧かず、サッカー選手になれなかったら仕事に就けず路頭に迷っていた可能性があります。。。

 

 

 

5.逆境に陥った時、それを乗り越える方法

―「楽しむ心、準備を怠らない」

これまでのサッカー人生で3回ほど上手くいかない時期がありました。中学生で新しいクラブに入った2,3ヶ月は自分ができないことにチャレンジし過ぎて上手くいかず悩んでいました。上手くいかない時期にあった大会で、逆に吹っ切って自分がやりたいことをプレーしたら、すごく楽しくて、そこから上手く行き始めました。高校1年生の時は、1年生で1人だけ選手権のメンバーにも選ばれていましたが、怖気付いてサッカーをしてしまっていました。2年生では逆に自分がもっとやらなくてはいけないと思い詰めてサッカーをしていました。3年生で吹っ切れて楽しくサッカーしようと考え、自分がやりたいことをすることで良くなっていきました。大学1,2年生の時は出場すれば出来るという自信はありましたが、スタメンで使われず、途中出場ばかりでした。けれども同じポジションの人が怪我をして、スタメン出場した試合で2ゴール2アシストという結果を残すことができ、そこからずっとスタメンで使われるようになりました。このような経験から、苦しくて上手くいかない状況でも、楽しむ心は忘れずにプレーすることや、チャレンジしたことに対して少しでも上手くできたら嬉しいと思うので、その気持ちを持って思い切ってやること、そしてなかなかチャンスが巡ってこないなかでも、自分自身に対して自信をもち、いつ出番が回ってきても出来る準備をすることが大事だと思っています。

 

 

 

6.サッカーをしていて、最高の瞬間は?

―「まだ最高の瞬間はない、これから」

大学のインカレで優勝していたら、そこが最高の瞬間になったと思います。けれども決勝で敗れて準優勝で終わってしまったので、最高ではなかったです。けれども、準優勝になる過程で、前回大会で敗れたびわこ成蹊スポーツ大学に勝利し、リベンジに燃えて挑んできた中京大学を返り討ちにし、その年の圧倒的優勝候補であった国士舘大学を撃破し、誰も予想していなかったであろう、決勝戦まで上り詰めていく過程は非常に嬉しかったです。

 

 

 

7.サッカー以外で自分の中で大事にしていること

―「リラックス」

家に帰った後にリラックスすることです。子供の頃とは違い、今はインドア派になってしまいました。自然があれば子供の頃のように外に出て遊びたいなとは思いますが、お店やテーマパークの人混みがあまり好きではないので、家でゲームや読書、テレビを見てリラックスしています。その時間は自分の中で大切にしていて、ひたすらその時間を楽しんでいます。また、お世話になっている先輩のはちくん(蜂須賀孝治選手:ベガルタ仙台所属)の家に毎週のように行き、お子さんと遊んだり、ポケモンの話をしていつも盛り上がっています。ポケモンは非常に面白くかなりガチでやり込んでいます。また、小説もかなり読んでいて、様々なジャンルの面白そうだなと思うものにひたすら手を出しています。

 

 

 

8.客観的に自分を見た時に、自分はどんな人間だと思うか?

―「好きなものに没頭する」

自分の好きなことになるとすごく没頭してしまい、逆に興味がないものに対しては、少し適当になってしまう部分もあります。巷で噂になっているものや、人からおすすめされたものに対して、外観を見てパッと見てこれ面白そうだなや、これは興味ないなどを判断してしまいます。けれども、面白そうなものでもハマらなかったり、逆に興味ないけど少し手を出してみたらすごく面白くて、誰よりも熱中してしまうこともあります。興味を持ったものや好きなことに対しての労力は惜しまずにやっていますね。

 

 

 

9.大事にしている言葉

―「人事を尽くして天命を待つ」

高校生でサッカーがうまく行っていなかった時期に出会った、「人事を尽くして天命を待つ」という言葉は大切にしています。やれることをやったら、サッカーであればあとは監督が決めることだし、そこで自分が思うような結果を得ることができなくても、また次のチャンスが来るまで準備し続けることが大事だと思います。実際に、しんどいなと思った時でも自分自身が今やれることをしようと思えることができたし、ネガティブからポジティブな状態に持っていくためにも非常に良い言葉だと思います。今までもこの言葉を意識してやってきて結果を得られてきたので、ずっと頭の中にこの言葉はあります。

 

 

 

10.子どもたちに伝えたいこと

―「基礎を怠らない」

大人になると吸収力は子供の頃と比べて落ちてしまうし、子供ではないと身につかないこともあると思います。今ではネットも普及し、様々な情報を得ることができます。サッカーに関していえば、世界各国のトップレベルの選手のプレーを簡単に見ることができます。もちろんその選手に憧れてプレーを見ることは良いとは思いますが、その選手のスーパープレーばかりを意識してやるだけではなく、サッカー選手は大前提基礎がある中で、自分の持ち味を出していかなければ評価されないと思っています。そのため、自分の良い部分を伸ばしていくことや、先のサッカー人生を楽しくするためにも、子供達からしたら楽しくないかもしれませんが、基礎的な部分を頑張ってやり続けてほしいです。

 

 

 

11.UDNでどんな活動をしていきたいか?

―「高めあう関係を築く」

今後、自分が成長し試合に出場して、日本トップレベルの選手になっていきたいと思っています。その過程で、UDNSPORTSともご縁があって一緒にやっていく中で、成長しあえる関係を作っていきたいです。自分が成長すればUDNSPORTSにとってもプラスになることだと思います。サポートしあえる関係を築いていくということは選手にとってもサポートする側にとっても非常に大事だと思います。今後より成長していくためにも、そのように高めあっていくことができる関係が普通になっていけば良いと思うし、少しでも育成年代がより良いサポートを受けることができるような環境を作っていきたいです。

 

 

 

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