~PLAYERS ALBUM~
~プレーヤーとしての特徴~
「子どもの頃からずっとボールに触っていて、それが積み重なって身体に染みついた」というドリブルを武器とする攻撃的MF。小柄かつ左利きのドリブラーという特徴から、高校時代は“武南のメッシ”というニックネームで親しまれ、独特なリズムと切れ味鋭い突破でスタンドを沸かせる。加えて、馬力を生かしたボディコンタクトの強さや、一試合を走り切ることのできる走力なども持ち味の一つ。局面を打開するプレーに注目が集まるものの、左足から放つ正確なキック、的確なプレーを選択できる状況判断力なども備えており、多様な形からチャンスを創出する。
Season | Club | Competition | Matches | Goals |
2019 | FC東京 | J3リーグ | 4 | 0 |
2020 | J1リーグ | 9 | 0 | |
ルヴァンカップ | 0 | 0 | ||
天皇杯 | 0 | 0 | ||
AFCチャンピオンズリーグ | 3 | 0 | ||
2021 | J1リーグ | 3 | 1 | |
ルヴァンカップ | 2 | 0 | ||
天皇杯 | 0 | 0 | ||
2022 | J1リーグ | 30 | 2 | |
ルヴァンカップ | 3 | 0 | ||
天皇杯 | 2 | 0 | ||
通算 | J1リーグ | 42 | 3 | |
J3リーグ | 4 | 0 | ||
ルヴァンカップ | 5 | 0 | ||
天皇杯 | 2 | 0 | ||
AFCチャンピオンズリーグ | 3 | 0 | ||
総通算 | 56 | 3 |
2023年1月31日時点
代表歴
- ユニバーシアード日本代表
2019年 夏季ユニバーシアード(ナポリ大会)
~アスリートの11 my mind~
1.自分の出身地の良いところや思い出の場所
―「実家の近くにある焼き鳥屋」
僕は埼玉県の吉川市出身です。地元の一番好きな場所を挙げると、実家の近所にある焼き鳥屋です。昔からよく通っていて、今でも地元に戻った時にはお店に寄って大好きな焼き鳥を味わっています。お店のおじちゃんとおばちゃんには小学生の頃からよくしてもらっていて、先日お店を訪れた際にプロサッカー選手になったことを報告したら、とても喜んでくれました。
2.どんな子どもだったか?
―「外遊びが好きな活発な子ども」
小さな頃は友だちとずっと外で遊んでいるような活発なタイプの子どもでした。
サッカーチームに加入したのは小学校に入学してすぐのことです。始めたばかりの頃はセンターバックをやることが多く、GKからボールをもらって、ずっとドリブルをしていました。当時からドリブルが大好きで、小学生時代は相手の守備陣を全員抜きたいと思いながらプレーしていましたね。
その頃から僕の憧れはリオネル・メッシ選手でした。YouTubeでメッシ選手のドリブルやプレー集を見て、よく参考にしていましたね。映像をチェックして自分のプレーに生かすことは、プロサッカー選手になった今でも続けています。
3.子どもの頃になりたかった職業は?
―「プロサッカー選手」
小さな頃から「将来はプロサッカー選手になりたい!」と思っていたので、当時からサッカー選手以外の職業を考えたことはほとんどありません。
初めてプロになれるかもしれないと思ったのは、大学2年生の夏でした。総理大臣杯という全国規模の大会にスタメンとして試合に出続け、自分なりのパフォーマンスを発揮することができたんです。納得のいくプレーができたこと、チームの優勝に貢献できたことは大きな自信になりましたし、それがきっかけでプロのスカウトの方にも注目してもらえるようになったのではないかと思っています。
4.今思う、サッカー選手でなかったら、どんな職業についていたか?
―「最近興味を持ったのは銀行員」
本当にサッカー選手以外のことを考えたことがないのでちょっと想像できないんですが、他の職業で最近興味深いなと思ったのは銀行員です。今年の4月から銀行員になった友だちと会話をする中で、お金や税金の話はとても勉強になりましたし、銀行員も面白そうな職業だなと思いましたね。
5.逆境に陥った時、それを乗り越える方法
―「多くの人々に恩返しする気持ちを持つ」
僕はいつも応援してくれている家族や友だち、今までサッカーを教えてくれた指導者の方々に恩返しをしたいと強く思っていて、そういった気持ちが自分自身の力となり、自然と逆境に立ち向かってこれました。
今までの中で一番難しかったのは、大学3年生の時にスタメンから外れ、控えに回ることが多くなった時期ですね。リーグ戦の後期はベンチに座る試合が多かったので、あの頃が自分のキャリアの中で一番の逆境だったかなと思います。
当時はかなり悔しい気持ちがありましたが、その一方で、自分のことを見つめ直す時期として活用することができ、冬のインカレ(全日本大学サッカー選手権大会)ではポジションを取り返し、優勝することができました。大きな逆境に直面した中でも、自分に足りない部分を強化してレベルアップすることができたので、試合には出られない時期でしたが、自分にとっては有意義な時期だったと言えるかもしれません。
6.サッカーをしていて、最高の瞬間は?
―「ドリブルで相手をかわした直後にスタンドが沸く瞬間」
試合に勝った瞬間が一番ですが、その中でも自分が活躍して勝てた時はさらにうれしいですね。また、自分の武器であるドリブルで相手をかわして、スタンドの観客が沸くシーンも最高の気分になります。
7.サッカー以外で自分の中で大事にしていること
―「ピッチ外の部分に気を配る意識」
最終的にはサッカーにつながってくるんですが、身体をケアすることはとても大事にしています。食事や睡眠を始め、ピッチ外の部分に気を配って、できる限りいい状態で翌日の練習に行けるように意識して生活しています。
プロサッカー選手になってから、ケガをせずにピッチに立ち続けることがどれほど重要なことなのかを改めて感じています。FC東京では、ベテランの選手ほど早くクラブハウスに到着して、全体練習が始まる時間までしっかりと準備しているんです。そういった意識がプロとして長く続けていられる秘訣なんだと痛感しました。
8.客観的に自分を見た時に、自分はどんな人間だと思うか?
―「人見知りで静かなタイプ」
人見知りで静かなタイプなのではないかと思っています。
試合や練習以外の時間は、サッカーの動画を見たり、本を読んだり、英語の勉強をして過ごしています。読書については、自己啓発本を読むこともあるし、最近は石川直宏さんの『素直』を読んでいます。英語に関しては、将来的に海外でプレーしたいと思っているので、今のうちからできる限り勉強を進めようと考えました。携帯のアプリを使ったり、オンラインで英会話教室の授業を受けています。
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9.大事にしている言葉
―「夢は逃げない。逃げるのはいつも自分だ」
高橋歩さんという方の言葉で、ご本人の書籍のタイトルにもなっています。高校1年生の時、Twitterのタイムラインにたまたま流れてきたのを目にしたんですが、この言葉が当時の自分の心にものすごく刺さって、それ以来、座右の銘にしています。落ち込んだ時やうまくいかない時にはこの言葉を思い出しますし、高校生の頃から携帯の待ち受けにもしているので、何かあった時には画面を見て、自分の心を奮い立たせています。
10.子どもたちに伝えたいこと
―「自分の武器を磨き続けてほしい」
サッカーをやっている子どもたちの中には、背が低くて悩んでいる人も少なくないと思うし、僕も身長は高くないからその気持ちはよくわかります。そういう人ほど、自分の中で「これだけは絶対に負けない!」というプレーを身につけてほしい。僕の場合はドリブルでしたが、自分なりの武器を見つけ、それをとことん磨き続ければ、どんなカテゴリーでもサッカーを続けていけると思います。
11.UDNでどんな活動をしていきたいか?
―「みんなを笑顔にしていきたい」
日本のさまざま地域に、それぞれの事情で苦しい思いをしている子どもたちがいると思うので、僕らにできることがあれば積極的に取り組んでいきたいです。他にも、小学校などを訪問し、少年少女と一緒にサッカーをしながら、みんなを笑顔にしていきたいと思っています。
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