~PLAYERS ALBUM~
~プレーヤーとしての特徴~
中学時代にFWからDFへとコンバート。「センターバックにはヘディングや対人プレーでの強度がものすごく求められましたが、相手FWに力強くアプローチするというスタイルはやっていて楽しかったですね」。当時も今も、身体能力の高さを生かした一対一や空中戦の強さは持ち味の一つ。危機察知能力にも長けており、自陣の幅広いエリアをカバーする。さらには本人が「自分の武器」と語るセットプレー時の得点も見逃せない。相手に競り勝つという絶対の自信と、密集地帯に躊躇なく飛び込んで行ける精神的な強さが高次元で融合し、豪快に相手ゴールをこじ開ける。
Season | Club | Competition | Matches | Goals |
2016 | FC東京U 23 | J3リーグ | 7 | 0 |
2017 | FC東京 | J1リーグ | 3 | 1 |
ルヴァンカップ | 2 | 0 | ||
天皇杯 | 0 | 0 | ||
FC東京 U 23 | J3リーグ | 25 | 3 | |
2018 | FC東京 | J1リーグ | 0 | 0 |
ルヴァンカップ | 4 | 0 | ||
天皇杯 | 0 | 0 | ||
FC東京 U 23 | J3リーグ | 22 | 1 | |
2019 | 町田ゼルビア | J2リーグ | 0 | 0 |
天皇杯 | 0 | 0 | ||
アビスパ福岡 | J2リーグ | 11 | 1 | |
2020 | ツエーゲン金沢 | J2リーグ | 3 | 0 |
天皇杯 | 0 | 0 | ||
大宮アルディージャ | J2リーグ | 12 | 1 | |
2021 | J2リーグ | 15 | 0 | |
天皇杯 | 1 | 0 | ||
2022 | J2リーグ | 9 | 0 | |
天皇杯 | 1 | 0 | ||
通算 | J1リーグ | 3 | 1 | |
J2リーグ | 50 | 2 | ||
J3リーグ | 54 | 4 | ||
ルヴァンカップ | 6 | 0 | ||
天皇杯 | 2 | 0 | ||
総通算 | 115 | 7 |
2023年1月31日 時点
~アスリートの11 my mind~
1.自分の出身地の良いところや思い出の場所
―「利便性の高さと環境のよさの両面を持った町」
出身地の埼玉県所沢市は、ここ最近、都市開発がスピーディーに進んでいます。高層マンションが増えてきましたし、駅も改良されて交通の便がとても良くなりました。横浜まで乗り換えをすることなく行けますし、東京にもすぐに出られます。その一方で、中心部から少し離れたところには自然豊かな場所もあるので、利便性の高さと環境のよさの両面を持ったいい町だと思いますね。
2.どんな子どもだったか?
―「勉強はあまり得意ではないタイプでしたね(苦笑)」
運動が好きで、ずっと外で遊んでいるような子どもでした。逆を言えば、勉強はあまり得意ではないタイプでしたね(苦笑)。
兄の影響で小学2、3年生の頃にサッカーを始めましたが、初めはあまり乗り気ではなく、小学生時代は何となくボールを蹴っていたというのが正直なところです。でも、中学進学に際してクラブチームのセレクションに合格して、子どもながらに「自分はサッカーに向いているのかもしれない」と感じたことが大きかったですね。その頃からより高いレベルを目指して、練習に取り組むようになりました。
3.子どもの頃になりたかった職業は?
―「プロサッカー選手」
小学生の頃は、「将来こうなりたい!」という夢を強く抱くようなタイプではありませんでした。ただ、サッカーを本格的にやり始めるようになってからは、夢や目標について述べたり書いたりする際には、意識的に「プロサッカー選手」を挙げていましたね。
4.今思う、サッカー選手でなかったら、どんな職業についていたか?
―「警察官や消防士をイメージしていた時期もあった」
法政大学入学後の1、2年は挫折ばかりの毎日でした。だからサッカー選手になるという将来像は全くイメージできず、当時は自分の体格や体力面などの長所を生かして、警察官や消防士といった職業をイメージしていました。
5.逆境に陥った時、それを乗り越える方法
―「過去のサッカーノートを見返すこともある」
基本的には、良くない状況を乗り切るための方法をずっと考え続けますね。また、高校時代や大学時代は、その時々の状況や課題をノートに記していたので、自分が各時代の逆境をどのようにして乗り越えてきたかを見返すこともあります。それでも解決策が見いだせない場合は、周りの人に話を聞いたり、サポートを求めますね。
今までで一番難しかった時期は大学1、2年生の頃でした。高校時代の僕は、最終ラインでのヘディングやダイナミックなディフェンスでボールを弾き出すようなプレーを特長としていました。しかし、それがショートパスを主体とする法政大学のサッカーとはなかなかかみ合わず、時には今まで培ってきた自分のプレースタイルを根本から否定される感覚を味わうこともありました。加えて、チームメートはうまい選手ばかりで、「自分はついていけない……」という思いを抱いたこともありました。でも、そこでくじけることなく、視野を広げながら考え方に柔軟性を持たせ、自分の持ち味である「強さ」とチームの武器である「パスワーク」のどちらにも対応できるDFになろうと意識してトレーニングに取り組みました。その結果、当時の状況を打破するきっかけの一つとなり、さらには選手としての成長にもつながったと思っています。
6.サッカーをしていて、最高の瞬間は?
―「試合に勝った次の日の朝」
僕は目の前の1試合に向けた準備にかなりの時間と労力を掛けるタイプなんです。勝利した翌日の朝は、心身ともに緊張した状態から解放され、喜びと安心感を味わえるのでとても好きですね。
今までの勝利の中で印象的なのは、プロ1年目、2017年7月26日に行われたサンフレッチェ広島とのルヴァンカップ・プレーオフステージ第2節です。FC東京の一員になってからずっと公式戦に絡むことができませんでしたが、7月中旬のドイツ遠征でチャンスをつかみ、勝ったほうがノックアウトステージに進出できるという大事な試合に出場することができました。フル出場してピッチ上で勝利を手にした瞬間は、「やってきたことが報われた」と実感しましたね。
7.サッカー以外で自分の中で大事にしていること
―「友だちやチームメートとできるだけ多く会うこと」
これまでは一人の時間を大切にしていたので、周囲の人からは「付き合いの悪い人間だな」と思われていたのではないかと思います。一人で考え事をしたり、自分のペースで食事をすることももちろん大事なのですが、最近になって、地元の友だちやチームの仲間と接していることで意外とリラックスしている自分に気づいたんです。また、それぞれの考え方やプライベートの部分に触れることで、自分の発想を別の角度から見ることができて幅が広がります。だから近頃は、一人の時間を削ってでもいろいろな人と食事に行くようになりました。
8.客観的に自分を見た時に、自分はどんな人間だと思うか?
―「『何を考えているんだろう?』と思われるタイプ」
自分の中ではいろいろと考えて行動したり、個人的なトレーニングをしているつもりなんですが、周りから見たら「何を考えているんだろう?」とか「変わったトレーニングをしているな」と見られているんじゃないかと思います。
9.大事にしている言葉
―「前後際断」
過去や未来にとらわれず、今を生きることに専念しようという意味です。禅の教えなんですが、この言葉はけっこう好きで日常的に意識しているところがありますね。
10.子どもたちに伝えたいこと
―「好きなことに取り組んでほしい」
自分が好きなこと、興味があることに熱中してほしいと思います。サッカーを始めたばかりの頃の僕はあまり乗り気ではなく、どちらかと言うとやらされていた感覚もあったので、今の子どもたちには自発的に好きなことに取り組み、自分の夢へと広げていってほしいです。
11.UDNでどんな活動をしていきたいか?
―「オリジナリティあふれる活動をしていきたい」
僕自身にしかできないことを見つけ出し、それを行動につなげたいと思っています。そして将来的には、「山田将之と言えばこういう人柄で、こういうことに取り組んでいるよね」と幅広く認知されるようなオリジナリティあふれる活動をしていきたいです。
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