~PLAYERS ALBUM~
~プレーヤーとしての特徴~
“攻撃的なボランチ”として、中盤の底や2列目でのプレーを得意とするMF。細身ながらも、屈強なフィジカルで球際の競り合いやボディコンタクトの勝負を制しつつ、独特な間合い、正確なボールコントロール、持ち前のキープ力などを生かしながらチームの攻撃をコントロールする。さらには、的確なポジショニングやさまざまな局面におけるクレバーなプレーでチーム全体を活性化。数多くの特長や武器を持つ中、新里涼本人が語る自身のストロングポイントは「長短のパスでリズムを変える」ところ。彼の足下から繰り出されるロング、ミドル、ショートパスは必見である。
Season | Club | Competition | Matches | Goals |
2018 | V・ファーレン長崎 | J1リーグ | 7 | 0 |
ルヴァンカップ | 5 | 1 | ||
天皇杯 | 0 | 0 | ||
2019 | J2リーグ | 19 | 0 | |
ルヴァンカップ | 6 | 0 | ||
天皇杯 | 4 | 2 | ||
2020 | J2リーグ | 1 | 0 | |
天皇杯 | 0 | 0 | ||
2021 | 水戸ホーリーホック | J2リーグ | 37 | 2 |
天皇杯 | 1 | 0 | ||
2022 | J2リーグ | 29 | 4 | |
天皇杯 | 0 | 0 | ||
通算 | J1リーグ | 7 | 0 | |
J2リーグ | 86 | 6 | ||
ルヴァンカップ | 11 | 1 | ||
天皇杯 | 5 | 2 | ||
総通算 | 109 | 9 |
~アスリートの11 my mind~
1.自分の出身地の良いところや思い出の場所
―「住みやすくて過ごしやすいエリア」
僕は東京都文京区出身です。文京区は下町のような雰囲気があって、東京ではありますが、住みやすくて過ごしやすいエリアなのではないかと思います。
地元で一番思い出深いのは、家の近くの公園ですね。小学生時代のチームは決まった練習場所がなかったので、よく空いている公園などを活用してトレーニングをしていました。実家に帰り、近所の公園を訪れると、当時のことを思い出して懐かしい気分になります。
2.どんな子どもだったか?
―「週7日間すべてサッカーの予定で埋まっていた」
兄の影響でサッカーを始めて以来、ずっとサッカー三昧でしたね。自分でもボールを蹴っている記憶しかないし、親にもそう言われます。小学生時代は父が立ち上げたサッカーチームに所属しながら、平日はサッカースクールにも通っていたので、週7日間すべてがサッカーの予定で埋まっていました。
3.子どもの頃になりたかった職業は?
―「プロサッカー選手」
小さな頃からプロサッカー選手になりたいと強く思っていました。小学生時代の憧れは、2002年のワールドカップで活躍していた小野伸二選手や稲本潤一選手。また、父が横浜F・マリノスのファンだったこともあり、中村俊輔選手にも注目していました。
4.今思う、サッカー選手でなかったら、どんな職業についていたか?
―「さまざまなことに挑戦してみたいという思いが芽生えてきた」
Jリーグの中断期間を利用して、いろいろな情報を発信したり、多くの人とオンラインでコミュニケーションを取る中で、さまざまなことに挑戦してみたいという思いが芽生えてきました。その中でも、美容やファッションなどのサロンは興味があることの一つですね。そういう環境で働く人とのコミュニケーションは非常に楽しいですし、個人的にとても有意義な時間です。いろいろな話を聞きながら、お客さんにとって居心地のいい空間を作るということに興味を持ち始めました。
5.逆境に陥った時、それを乗り越える方法
―「自分の中に芽生えた反骨心が、折れそうな心を支えてくれた」
僕の中で一番の逆境だったのは、順天堂大学2年生の夏から卒業するまでの期間です。1年生の時は自分でも納得のいくパフォーマンスを披露することができ、最終的に関東大学サッカーリーグの新人賞をいただくことができました。しかし、2年生の時に監督が代わると同時に風向きが変わり、出場機会が激減しました。4年生の時なんかは、1年間で合計90分もピッチに立てていないと思います。
当時はとても落ち込みましたが、自分の中に芽生えた反骨心が、折れそうな心を支えてくれました。悔しい思いを味わう日々の中、よく小、中、高校時代を思い出したものです。ジュニア、ジュニアユース、ユースというカテゴリーでは、誰もが思いどおりにステップアップできるわけではありません。レベルの高い環境を目指したけれど叶わなかった仲間、中にはサッカーを続けたくても続けられなかった仲間もいました。そういうみんなの思いを自分が背負わなければならないと思いましたし、これまで一緒に戦った仲間の顔を思い出しながら、「こんなところで終わってたまるか!」と自分自身に言い聞かせていました。
6.サッカーをしていて、最高の瞬間は?
―「多くの人々が喜んでいる姿を見る時」
勝利後に、ファン・サポーターの皆さん、クラブのフロントスタッフ、裏方でチームを支えてくれているスタッフたちが喜んでいる姿を見る時は格別ですね。勝利というのは試合に出たメンバーだけでなく、本当に多くの人々の努力やサポートによって手にできるものだと実感できるあの瞬間は最高です。
7.サッカー以外で自分の中で大事にしていること
―「言いたいことを口にし、思ったことを表現する」
少し極端な言い方をすると、自分が思うままに生きていくことを意識しています。言いたいと思ったことを口にし、自分がいいと思ったこと主張しながらしっかりと表現することです。
ずっとプロサッカー選手になりたいという夢を追い続けてきましたが、プロになった瞬間に、自分が持つ影響力が大きく変わったことを感じました。その中で、ファン・サポーターの皆さんに向けて、自分の言葉や意見を発信していくことの重要性に気づかされたんです。
また、プロの世界では年齢が10歳や15歳も違う選手とも一緒にチームを構成します。年齢や世代が異なる中、自分の意思を主張し、しっかりとコミュニケーションを取っていかなければこちらの思いも伝わりません。だからこそ、自分の思いを素直に表現することを強く意識しています。
8.客観的に自分を見た時に、自分はどんな人間だと思うか?
―「よく『何事も楽しんでいるよね?』と言われる」
楽観的という言葉がマッチするのかは分かりませんが、周りの人からはよく「何事も楽しんでいるよね?」と言われます。僕自身、どんなことでも「楽しむ」という意識を常に持っていて、例えば練習中の走りのメニューでも、やらされているよりは自らやっているというスタンスのほうが楽しいし、積極的に取り組めますからね。そういう気持ちの持ち方が周囲にも伝わっているのかもしれません。
9.大事にしている言葉
―「一期一会」
サッカー選手は人と関わる職業ですし、同じチームに3シーズンも在籍していると、選手やスタッフの入れ替わりの多さを強く感じます。シーズンごとに、従来のチームメートやスタッフ、新加入の選手やスタッフとのコミュニケーションや関わりの大切さを痛感しますね。また、クラブ内だけでなく、代理人や他のジャンルの人々との出会いも含め、人と人とのつながりはすべてが自分の財産だと思っています。
10.子どもたちに伝えたいこと
―「自分の力を過信するくらいの強気で突き進んで行けばいい」
自分の思いどおりにいくことって、なかなかないですよね。そういう時にこそ自信を持つことが大事だし、むしろ子どもの頃は、自分の力を過信するくらいの強気で突き進んで行けばいいのではないかと思っています。「俺がやってやる!」「私やってやる!」という強い気持ちを持った人が生き残っていくと思いますし、ブレない芯を持ちながら、何事にもチャレンジしていってほしいですね。
11.UDNでどんな活動をしていきたいか?
―「今後も積極的に情報発信やさまざまな支援をしていきたい」
新型コロナウイルスが猛威を振るう中、UDNの活動にはすぐに賛同、共感しました。医療のこと、食品のことをはじめ、考えれば考えるほどいろいろなアイデアが出てきましたし、今後も積極的に情報発信やさまざまな支援をしていきたいと思います。
同時に、社会貢献活動をするにあたり、より大きな影響を与えられるサッカー選手になっていきたいですし、そのためにも日々の練習や試合で着実にステップアップしていけるようにこれからも頑張っていきます。
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