サッカー

石浦 大雅選手

Taiga Ishiura
所属・ポジション
FC琉球 MF
生年月日
2001年11月22日
身長・体重
169cm/60kg
背番号
11

~PLAYERS ALBUM~


 

 

代表歴

  • U-18,19日本代表

 

~プレーヤーとしての特徴~


 

高いサッカーIQと圧倒的なボールタッチ技術、パスセンスで試合を支配するMF。幼少期から天才と評され、本人も「やりたいと思ったボールタッチはなんでもできた」と語るように、才能も圧倒的。その才能に加え、チームのために走る献身性も成長。試合の流れを読み、多彩なアイデアから出る決定的なスルーパスも必見である。

 

Season Club Competition Matches Goals
2020 東京ヴェルディ J2リーグ 3 0
天皇杯 0 0
2021 J2リーグ 27 0
天皇杯 1 0
2022 J2リーグ 20 1
天皇杯 2 0
2023 J2リーグ 0 0
天皇杯 0 0
愛媛FC J3リーグ 23 5
2024 J2リーグ 30 6
ルヴァンカップ 1 0
天皇杯 2 0
通算 J2リーグ 80 7
J3リーグ 23 5
ルヴァンカップ 1 0
天皇杯 5 0
                                                     総通算 109 12

2025年1月31日時点

 

~アスリートの11 my mind


 

1.自分の出身地の良いところや思い出の場所

―「家の近くの公園」

 

生まれは神奈川ですが、1歳の頃に東京の町田市に引っ越して以来ずっと東京です。町田といっても郊外で車通りも少なく落ち着いた環境で、常にボールを触れる場所がありました。近所の公園には電柱が両端に立っていて、それをゴールに見立ててサッカーをしていました。一方は電柱の後ろに壁があるのですが、その反対は壁がなく、外すと坂を転がっていくため、シュートはループしか打てないというルール付きでしたね笑。小学校から中学まで練習後に友達や弟とその公園でサッカーをしていたのが思い出です。

 

 

 

2.どんな子どもだったか?

―「エネルギーに溢れた子」

 

とにかくエネルギーにあふれた子でした。どこに行っても怒られるかケガをして帰るか。今でも親戚や友達の母親と母が自分のやらかし話で盛り上がるくらいです。毎年のように骨折していて、サッカーではなく遊びでケガをしていました。マウンテンバイクで一回転して顔から落ちたり、初めて骨折した時はサッカーを隠れてやって治りが3倍かかったり…。アホでしたね笑。

 

 

 

3.子どもの頃になりたかった職業は?

―「サッカー選手」

 

サッカーを始めてから漠然とサッカー選手になりたいと思っていましたが、本格的に思い始めたのは高校の時からです。親から聞いた話ですが、1歳の頃に公園で落ちていたサッカーボールに興味を持ち、誕生日にサッカーボールではなくやわらかいボールを買ってもらっても全く興味を示さず、父親がサッカーをやっていたこともあり、サッカーボールを渡したら夢中になりサッカーを始めたそうです。そんな漫画みたいな話があるかと思いますが、親曰くそうらしいです笑

小学生からはほぼ毎日サッカーをし、東京ヴェルディのジュニアユースにも所属しました。ただ毎年骨折し、体の発達も遅く、なかなか試合に出られずに挫折しそうな時期もありました。ユースに昇格してからも10ヶ月ほど出場機会がなく、非常に悔しい思いをしましたが、それがきっかけで「絶対に上手くなってプロになる」と決意。必死に練習してメンバーに入り、結果を出せるようになったことが、自分にとって大きなターニングポイントでした。

 

 

 

4.今思う、サッカー選手でなかったら、どんな職業についていたか?

―「アパレル/バスケ選手」

 

今は想像がつきませんが、高校時代サッカーで悔しい思いをしていた時は、アパレル関係の仕事に就きたいと思った時期がありました。服が好きで、オフのたびに古着屋に通うくらいでした。

また、幼少期にサッカーをやっていなかったら、バスケをしていた可能性もあります。高校の球技大会で無双していたらバスケ部の顧問に「どこのクラブチームに入ってるの?」と聞かれるくらい上手くて、NBA石浦大雅が誕生していたかもしれません笑。

 

 

 

5.逆境に陥った時、それを乗り越える方法

―「理想の自分を思い描く」

 

どんな時でもサッカーが好きだったので、逆境の時は自分の理想のプレーをイメージしていました。ロナウジーニョのドリブル、グティのスルーパス、イニエスタのダブルタッチ…。夜な夜な悔しくて泣いて、そこから理想の自分を思い描き、想像の中で気持ちよくなって眠ることで気持ちを前に向けていました。

 

 

 

6.サッカーをしていて、最高の瞬間は?

―「自分がピッチ全員を動かせた時/絶妙なパス」

 

自分のイメージ通りにピッチにいる全員が動き、その中で得点につながった瞬間が最高です。「自分が動かした」という感覚になれるプレーは特別ですね。また、相手DFが触れそうな距離にあえてパスを通し、重心や体の向きの関係で結局触れず、味方がフリーで受けられる瞬間も好きです。以前は意識して取り組んでいましたが、今は自然にできるようになってきました。

 

 

 

7.サッカー以外で自分の中で大事にしていること

―「どんな時も一歩引いて物事を見る」

 

毎年テーマを決めていますが、今年は「どんな時も一歩引いて客観的に物事を見る」ことを意識しています。理由は…かっこいいから笑。人に興味がないと思われることもあり、自分自身も人の話を覚えられなかったりしますが、身近な人が理不尽な扱いを受けるとイラっとしてしまうことがあります。そういう時に一歩引いて冷静に考えることを心がけています。ちなみに去年のテーマは「深みのある人間になる」でした。

 

 

 

8.客観的に自分を見た時に、自分はどんな人間だと思うか?

―「マイペースで優しい」

 

人に興味が薄いところが悩みです。会話をしている時は楽しんでいますが、後から思い返すと内容を覚えていなかったり、名前を忘れてしまうことも多いです。抜けている部分はありますが、気を遣っているつもりだし、優しいと言われることもあります。また、客観的に見たらマイペースな人間ですね。

 

 

 

9.大事にしている言葉

―「楽しむ」

 

高校までは苦しいことも多かったですが、ボールを持てば楽しいと思えました。プロになってからは気を遣いすぎて自分を出せずに苦しんだ時期もありましたが、「まずは楽しもう」と思ったことで結果も出始めました。そこからは、どんなことでも「楽しむ」ことを意識しています。

 

 

 

10.子どもたちに伝えたいこと

―「好きなもの、譲れないものを見つけて欲しい」

 

自分の好きな、本当に譲れないものを見つけてほしいと思います。苦しい時や悩んだ時でも、それがあれば気持ちを落ち着かせたり前向きになれたりする。自分自身がそうだったので、子どもたちにも大事な「拠り所」を見つけてほしいです。

 

 

 

11.UDNでどんな活動をしていきたいか?

―「勇気づけられるような活動」

 

まだ明確ではありませんが、自分はサッカーしかないので、練習を間近で見られる機会があればいいなと思います。試合では輝いている姿が見られますが、実際にどれだけの熱量で取り組んでいるかを知ってもらうことも大切だと思います。苦しんでいる人や悩んでいる人に「自分も頑張ろう」と思ってもらえるような、みんなを勇気づけられるような活動をしていきたいです。

 

 

 

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