サッカー

長谷川 唯選手

Yui Hasegawa
所属・ポジション
マンチェスター・シティFC MF
生年月日
1997年1月29日
身長・体重
157cm/48kg

~PLAYERS ALBUM~


 

 

~プレーヤーとしての特徴~


 

名実ともに日本女子サッカー界のトップレベルに君臨し、世界を相手に戦うなでしこジャパンの牽引役の一人。中盤の攻撃的なポジションを主戦場とし、抜群のサッカーセンスを武器に決定機を演出しつつ、自らも積極的にゴールに絡んでいく。正確さとしなやかさを併せ持つボールコントロールと、周囲の状況を的確に把握する情報収集力をかみ合わせ、巧みに相手の逆を取って常に主導権を握ったプレーを展開。「楽しむ」や「笑顔」がキーワードの彼女だが、「試合中は要求することも多く、成長するために必要なことを考えて、あえて厳しい言葉を使うこともあります」と語る。

 

 

Season Club Competition Matches Goals
2013 日テレ・東京ヴェルディベレーザ 日本女子サッカーリーグ 17 0
なでしこリーグカップ 8 2
皇后杯 2 0
2014 日本女子サッカーリーグ 21 0
なでしこリーグカップ 0 0
皇后杯 4 3
2015 日本女子サッカーリーグ 22 3
なでしこリーグカップ 0 0
皇后杯 4 1
2016 日本女子サッカーリーグ 18 2
なでしこリーグカップ 10 3
皇后杯 4 3
2017 日本女子サッカーリーグ 18 3
なでしこリーグカップ 6 1
皇后杯 5 1
2018 日本女子サッカーリーグ 18 3
なでしこリーグカップ 5 3
皇后杯 5 1
2019 日本女子サッカーリーグ 16 1
なでしこリーグカップ 3 1
皇后杯 5 2
2020 日本女子サッカーリーグ 18 7
なでしこリーグカップ 0 0
皇后杯 5 0
2020/21 ACミラン セリエA 9 3
コッパ・イタリア 3 0
2021/22 ウェストハム・ユナイテッド ウィメンズ・スーパーリーグ 17 2
FA女子リーグカップ 3 0
FA女子コンチネンタルカップ 3 0
2022/23 マンチェスター・シティFC ウィメンズ・スーパーリーグ 20 1
FA女子リーグカップ 2 0
FA女子コンチネンタルカップ 5 0
  通算 日本女子サッカーリーグ 148 19
なでしこリーグカップ 32 10
皇后杯 34 11
セリエA 9 3
コッパ・イタリア 3 0
ウィメンズ・スーパーリーグ 37 3
FA女子リーグカップ 5 0
FA女子コンチネンタルカップ 8 0
                                               総通算 276 46

2023年6月30日時点

 

 

代表歴

  • U-17日本代表

2012年 2012 FIFA U-17女子ワールドカップ(アゼルバイジャン大会)

2014年 2014 FIFA U-17女子ワールドカップ(コスタリカ大会)

 

  • U-20日本代表

2016年 2016 FIFA U-20女子ワールドカップ(パプアニューギニア大会)

 

  • なでしこジャパン

2017年 アルガルヴェ・カップ2017

2018年 アルガルヴェ・カップ2018

2018 AFC女子アジアカップ

2018年アジア競技大会

2019年 SheBelieves Cup(アメリカ合衆国)

2019 FIFA女子ワールドカップ

EAFF E-1サッカー選手権2019

2020年 SheBelieves Cup(アメリカ合衆国)

 

国際Aマッチ42試合/8ゴール

 

 

~アスリートの11 my mind~


 

1.自分の出身地の良いところや思い出の場所

―「マンチェスター・ユナイテッドの試合を観戦できたことは印象深い思い出」

 

私は埼玉県戸田市出身で、地元エリアでの思い出の場所は埼玉スタジアムです。親と一緒にJリーグの試合を見に行ったこともありますし、当時はクリスティアーノ・ロナウドが好きで、来日したマンチェスター・ユナイテッドの試合を埼スタで観戦できたことは、私の中でとても印象深い思い出になっています。

 

 

 

2.どんな子どもだったか?

―「性格的には負けず嫌いなタイプ」

 

小さな頃からずっと外で遊んでいました。兄の影響でサッカーを始め、幼稚園では休み時間に、小学生の時も放課後に必ずボールを蹴っているような子どもでした。

性格的には負けず嫌いなタイプだったと思います。兄とサッカーをしていても、ボールの取り合いを始めたら勝てるまでやり続けるし、負けて終わった時にはよく泣いていました(笑)。

 

 

 

3.子どもの頃になりたかった職業は?

―「サッカー選手」

 

昔からずっとサッカーばかりやってきたので、他の職業を考えたことはありませんでした。特に子どもの頃は、女子サッカー界の状況を詳しく把握できていなかったこともあり、男子のサッカーを見ながら同じ環境があると思い込み、自然とプロサッカー選手を目指していました。

 

 

 

4.今思う、サッカー選手でなかったら、どんな職業についていたか?

―「美容師」

 

もしサッカーをやっていなかったとしたら、美容師さんを目指していたような気がします。実家にはちゃんと髪を切るためのハサミもあって、友だちの髪を切ったこともあります。

 

 

 

5.逆境に陥った時、それを乗り越える方法

―「楽しむ意識を心掛ける」

 

楽しむことで、つらいことやうまくいかない状況も苦ではなくなるので、とにかく楽しむという意識を大事にしています。

これまでのキャリアの中で一番苦しかった時期は、中学1年生の頃だったような気がします。すごく身体が小さくて、高校生や大学生と一緒にサッカーをするという環境の中では、体格差の関係でうまくいかないことがたくさんありました。当時は逆境と感じるよりも、できないこと、負けることが悔しくて、背が高くなくても勝てる方法を毎日のように考え続けていました。今思えば、当時はなかなか大変でしたし、苦労も多かったのではないかと思います。

 

 

 

6.サッカーをしていて、最高の瞬間は?

―「相手の逆を取れた瞬間、練習でやってきたことがうまくいった瞬間」

 

個人的には、相手の逆を取れた瞬間。それと、練習でやってきたことが試合でうまくいった瞬間ですね。2020年、2019年の皇后杯は、まさに練習の中で積み上げたサッカーを披露して優勝することができたので、うれしかった瞬間として特に印象に残っています。

 

 

 

7.サッカー以外で自分の中で大事にしていること

―「楽しく過ごすこと」

 

どんな時でも楽しむことが好きなので、普段からよく笑い、楽しく過ごすことを意識にしています。コロナ禍では、皆さんと同じようにさまざまなことが制限されています。その中でも、小学生の頃からずっと一緒で、今も日テレ・東京ヴェルディベレーザのチームメートである土光真代選手と家が近いので、トレーニングを一緒にやったり、普段なかなか作らない餃子を2人で作ったりして、難しい期間も楽しみながら過ごしていました。

 

 

 

8.客観的に自分を見た時に、自分はどんな人間だと思うか?

―「常に元気でよくしゃべる」

 

きっと、負けず嫌いという一面は周りの人にも伝わっていると思います。他にも、いつも元気で、よくしゃべるという印象があるような気がします。人生は楽しく笑っているほうが得だなと思うことが多いので、このような性格になってよかったなと思っています。

 

 

 

9.大事にしている言葉

―「楽しむ」

 

これまで、誰かの言葉を座右の銘にするようなことはありませんでしたが、何に対しても「楽しむ」ということを心掛けているので、この言葉を挙げたいと思います。

 

 

 

10.子どもたちに伝えたいこと

―「楽しいと思えることを探してほしい」

 

楽しいと思えることでないとやり続けられないですし、無理やりやらされていることは自分にとっても周りにとってもいいことはないと思います。だから、子どもの頃からいろいろなことにチャレンジして、自分に合ったこと、好きで楽しいと思えることを探してほしいなと思います。

 

 

 

11.UDNでどんな活動をしていきたいか?

―「さまざまな活動に積極的に取り組む」

 

今までは、社会貢献活動を自分からやる機会もなく、そもそもどのようにやったらいいのかもわかりませんでした。それが今では、UDNという影響力がある選手と一緒に動ける環境にいますので、さまざまな活動に積極的に取り組み、人間性の面でも尊敬されるような選手になりたいと思っています。

 

 

 

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