~PLAYERS ALBUM~
~プレーヤーとしての特徴~
高校時代は、青森県の深雪の上を走り抜くことで培った運動量や、チャンスを見極めて相手ゴール前へ飛び込んでいく迫力などが特徴として語られることも少なくなかった。プロ入り後は、これらのストロングポイントを生かしながら、ゲームをコントロールするスタイルを身につけ、プレーの幅を大きく広げている。もともと技術とサッカーセンスを高い次元で兼ね備える上、ピッチ全体の状況を把握し、最適なプレーを選択できる判断力も持ち合わせるため、少ないタッチで正確かつ的確にボールを展開。ゲームメイクはもちろん、決定機の創出にも積極的に関わり、チームの攻撃をリードする。
Season | Club | Competition | Matches | Goals |
2018 | ヴィッセル神戸 | J1リーグ | 22 | 2 |
ルヴァンカップ | 5 | 1 | ||
天皇杯 | 2 | 0 | ||
2019 | J1リーグ | 12 | 1 | |
ルヴァンカップ | 4 | 0 | ||
天皇杯 | 3 | 0 | ||
2020 | J1リーグ | 24 | 5 | |
ルヴァンカップ | 0 | 0 | ||
天皇杯 | 0 | 0 | ||
AFCチャンピオンズリーグ | 0 | 0 | ||
2021 | J1リーグ | 32 | 2 | |
ルヴァンカップ | 4 | 0 | ||
天皇杯 | 2 | 0 | ||
2022 | J1リーグ | 18 | 0 | |
ルヴァンカップ | 1 | 0 | ||
天皇杯 | 4 | 0 | ||
AFCチャンピオンズリーグ | 6 | 2 | ||
2023 | ベガルタ仙台 | J2リーグ | 39 | 10 |
天皇杯 | 1 | 0 | ||
通算 | J1リーグ | 108 | 10 | |
J2リーグ | 39 | 10 | ||
ルヴァンカップ | 14 | 1 | ||
天皇杯 | 12 | 0 | ||
AFCチャンピオンズリーグ | 6 | 2 | ||
総通算 | 179 | 23 |
2024年1月31日時点
代表歴
- U-18日本代表
2017年 コパ・デル・アトランティコ、U18リスボン国際トーナメント、U19-Four Nations、AFC U-19選手権2018・予選
- U-19日本代表
2018年 インドネシア遠征、ロシア遠征、メキシコ遠征、AFC U-19選手権、ブラジル遠征
- U-20日本代表
2019年 FIFA U-20ワールドカップ
~アスリートの11 my mind~
1.自分の出身地の良いところや思い出の場所
―「穏やかな空気感が大好き」
出身地は宮城県の多賀城市です。決して大きな市ではありませんが、住宅地として落ち着いた雰囲気がありますし、仙台にも電車一本で行けるところなので、とても生活しやすいですね。僕自身がもともと静かな性格ということもあり、故郷の穏やかな空気感が大好きです。
2.どんな子どもだったか?
―「人に頼ってばかりいるような少年」
ちょっと臆病というか、怖がりな子どもでしたね。サッカーを始めたのも、親に連れて行かれたことがきっかけでしたし、自分から積極的に何かしようとするタイプではありませんでした。中学時代までは何をするにも人任せで、自分でも良くないところだと認識していたんですが、どうしても人に頼ってばかりいるような生徒でしたね。
いい意味で性格が変わったのは、青森山田高校に進学してからです。特に3年生の時には副キャプテンという役割を与えてもらっていたので、自ら積極的に行動することを意識するようになりました。
3.子どもの頃になりたかった職業は?
―「プロサッカー選手」
始めたばかりの頃はあまり乗り気ではなかったんですが、やり続けていくうちに楽しくなり、点が取れるようになってからサッカーの面白さに気づきました。ちょうどその頃から「プロサッカー選手になりたい」という夢を掲げるようになりましたね。
4.今思う、サッカー選手でなかったら、どんな職業についていたか?
―「父の仕事を継いでいた」
実家が自営業なので、それを継いでいたと思います。父がクレーンを動かして建築に関わる仕事をしていて、中学時代にサッカーがうまくいかないような時期は、「もしサッカー選手になれなかったら……」と頭の片隅でイメージしたこともありました。
プロサッカー選手になることをリアルにイメージするようになったのは、高校1年生の頃です。青森山田高校には本当にレベルの高い先輩や同学年の選手たちがたくさんいましたが、1年生の頃からAチームでプレーさせてもらい、プリンスリーグでは青森山田高校セカンドの10番を背負わせていただいたんです。その頃から「もしかしたら期待してもらっているのかもしれない」と感じ、「この先もしっかり結果を残して、2年生になった時にトップで試合に出られれば、プロにも近づけるかもしれない」と考えていましたね。
5.逆境に陥った時、それを乗り越える方法
―「練習に没頭して自信をつける」
僕は発想がネガティブなところがあって、ミスをしたり、失点に関わってしまった時なんかは、すごくマイナス思考になってしまうんです。「やばい」「どうしよう」「みんなはどう思っているかな?」と、小さな頃からいろいろと考えすぎてしまう部分があるんです。その分、逆境に陥る回数はけっこう多いほうなのではないかと思います。
そういったネガティブな感情を乗り越える方法は、自分自身の中にはなくて、個人的には「時間が解決してくれるもの」と捉えるようにしています。だから、ミスや失敗したことを考えるのはやめて、練習に没頭すること、そして自信をつけていくことに意識を傾けますね。
6.サッカーをしていて、最高の瞬間は?
―「厳しい試合を戦い抜いたことが報われた時」
試合終了のホイッスルが鳴り、観客が立ち上がって勝利を喜んでいる時。そして、勝利した後にピッチ上でファン・サポーターと一緒に「神戸賛歌」を歌っている時。この瞬間が最高ですね。90分間の厳しい試合を戦い抜いたことが報われ、「勝てて良かった」と心の底から思える瞬間です。
7.サッカー以外で自分の中で大事にしていること
―「映画を見ること」
映画を通して学べることって実はたくさんあるので、いろいろな作品を見ることを心がけています。スポーツ関係の作品はもちろん、社会的に成功した人物の実話なども見ながら、さまざまな“考え方”に触れて影響を受けています。
8.客観的に自分を見た時に、自分はどんな人間だと思うか?
―「変わり者、天然、フワフワしている」
いろいろな人から「変わり者」とか「天然」とか「フワフワしている」って言われることがあります。「何を考えているのかわからない」と見られることもけっこう多いですね。
性格的には物事をネガティブに捉えがちで、一人で抱え込んで考えすぎてしまうところがあります。ただ、何か問題が発生した時には、他人へ相談するのではなく、自分で解決したいと思うタイプなんですよね。どんな未来が待っているにせよ、自分で考えて答えを出したほうが納得できるし、最終的な結果を受け入れることができると思うんです。
9.大事にしている言葉
―「塵も積もれば山となる」
中学生の頃に授業で教わり、「コツコツ努力した分、将来的にそれが大きく積み重なって自分の力になる」という意味だと知り、「人生にとって大切な言葉」だと感じました。それ以来、自分の中で大事にしています。
10.子どもたちに伝えたいこと
―「あきらめないこと。チャレンジすること」
あきらめないこと、チャレンジすることを意識しながら、日々の生活を送ってほしいなと思います。僕も何度か挫折を味わってきましたが、それでもあきらめずにサッカーを続けてきたことで、人間的に大きく成長することができました。僕にとっては、青森山田高校に進学したことが人生を変えるきっかけになりました。何事にも人任せだった自分にとって、青森山田高校に行くと決めたことは人生の中で初めてのチャレンジ。あの時のチャレンジがあったからこそ、今の僕があると断言することができます。皆さんも新しい世界に飛び込むことを恐れずに、ぜひチャレンジする気持ちを持って何事にも臨んでほしいなと思います。
11.UDNでどんな活動をしていきたいか?
―「多くの人を元気づけていきたい」
選手同士で協力し合いながら社会に貢献することはもちろん、ネットなどを通してコミュニケーションを取ることで、困っている人や苦しんでいる人たちを少しでも元気づけていきたいと思っています。
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