~PLAYERS ALBUM~
~プレーヤーとしての特徴~
「ニンジャ」の異名を持ち、豊かな発想力や幼い頃体操で培ったしなやかさ・圧倒的な身体能力を武器にプロ転向からわずか2年目にして世界王者に輝き、2016年の世界選手権では日本人初の優勝を飾った。「守りに入らず、ギリギリを攻め自分の後悔しない選択をする」という言葉からも彼のチャレンジ精神が感じられる。その中でも、「トモアスキップ」と呼ばれる独自に生み出したムーブは有名であり、日本記録を大幅に縮め、今や世界のライバル選手たちも挑戦するほどである。数々の国内外のタイトルを獲得し続け、“歴代最強クライマー”に着々と近づいている。
~アスリートの11 my mind~
1.自分の出身地の良いところや思い出の場所
―「クライミングジム」
小さい頃から色々なジムに行っていましたね。自分がクライミングを始めたきっかけの場所でもあります。同世代の子たちとそこで遊んでいる中で壁に登る楽しさにも気づきました。
2.どんな子どもだったか?
―「人見知りな子ども」
内気で言いたいことが言えないタイプでした。クラスのみんなで遊んではいましたが、自ら意見を積極的に言う子供ではなかったですね。少年サッカーをやっていた時期もあるのですが、性格上合いませんでした。しかし、プロ選手になったことをきっかけに性格を直そうと思い克服するようにしました。
3.子どもの頃になりたかった職業は?
―「体操選手」
幼少期に体操教室に通っていました。教室に全国1位の人もいて実力のある人達が身近にいる環境もあり、体操で金メダルを取ることを目標にしていた時期もありました。
4.今思う、クライミング選手でなかったら、どんな職業についていたか?
―「クライミング以外のスポーツ選手」
様々なスポーツ選手に興味がありますが格闘技をやってみたいですね。
特に、総合格闘技が気になります。
5.逆境に陥った時、それを乗り越える方法
―「自問自答」
辛かったのは2017シーズンでした。2016年に世界1位になって、チャンピオンとして「強さを証明したい」という気持ちで2017シーズンの戦いに挑みました。しかし、思ったような結果が出ずに「本当に自分は強いのか」という自問自答を繰り返していましたね。自分としっかりと向き合えたことでこの辛い時期を乗り越えられたと思います。
6.クライミングをしていて、最高の瞬間は?
―「誰も登れていない課題を完登した瞬間」
大会でこの瞬間は本当に最高で気持ち良いです。自分の力を証明できた瞬間だと感じますね。これに勝る瞬間はありません。
7.クライミング以外で自分の中で大事にしていること
―「自由に生きること」
ひとつの考え方にしばれらないことを意識しています。考え方が偏るとクライミングの登り方でも考えが固まってしまう気がします。常に”楽しさ”や”遊び心”を大切にすることです。
8.客観的に自分を見た時に、自分はどんな人間だと思うか?
―「ポジティブな人間」
あまりネガティブな発言はしないですね。クライミングも常にチャレンジしていくのでそういった部分でもポジティブさは心がけています。
9.大事にしている言葉
―「想像力」
クライミングはイメージしないと実際に出来ないですね。これまで誰もやったことがない技などをいつもイメージしたりしています。
10.子どもたちに伝えたいこと
―「経験を大切にしてほしい」
こういった状況の中で、ストレスが多くネガティブなことに目が行きがちですが、この期間に行っていることは無駄ではなく、積み上げていけるものだと思っています。将来のためにも様々な経験を大切にしてほしいです。
11.UDNでどんな活動をしていきたいか?
-「他競技のスポーツ選手と活動をしていきたい」
これまでも何回か他の競技の選手達とUDN FOUNDATION 活動をさせてもらいました。クライマーとしてはもちろん、スポーツ選手としてこれまでお世話になった方々に恩返しができたらいいですね。他競技の選手達とともに行動するということに大きな意味があると思います。
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